masaomi yasuda
1973年 島根県大田市三瓶町志学 出身 一級建築士
【略歴】
■ 1995年 久留米工業大学建築設備工学科 を卒業
大学ではラグビーをやっていました。
バイト先の「ハーゲンダッツ」で、ベスト・ジェントル(日本一)に選ばれた事があります。
研究内容は「省エネ」がテーマです。
■ 1995年 株式会社 アタラシ に入社
主にマンションの 水道・排水・換気・空調・電気工事 を担当していました。
この歳で設備業者さんと、きちんと話ができるのは、この会社のおかげです。
■ 2001年 株式会社 英興社 に入社
老舗の服飾ブランドSHOPをはじめ、カフェ・レストランの内外装、
住宅リフォームの実務設計・家具製作・施工管理 を担当していました。
グレードの高い物件が多く、とてもいい勉強をさせていただきました。
■ 2006年 株式会社 朝日設計工房 設立
現在に至ります。
■ 建築に携わる者としての特技を活かし、社会貢献に繋がるような仕事をして行きたいです。
■ 田舎から日本を元気にする取り組みを始めました。
コミュニケーションが自然に生まれる建築
現在、私が住む街「東急柏ビレジ」は、35年前に開発された住宅地です。販売当時、千葉の田園調布と呼ばれた街ですが、今は高齢化率50%を超える、超高齢者の街になりました。柏ビレジに関わらず、同時期に開発された郊外には同じ問題に直面されている街・地域が多数あります。
私も理事を務める、「ビレジサポート」は、セカンドステージを迎えた住民が自分たちが80歳になった時、この街はどうなっているんだ。という不安から住民同士が助け合って生活できる基盤を作ろう、と2012年に発足されました。大家族から核家族に変貌した日本は、子が親の面倒を見るのではなく、隣近所で助け合う社会が求められます。超高齢化に突入した日本は、今後益々、相互の助け合いが必要になってくるでしょう。
こんな社会には、コミュニケーションの取れる環境が非常に重要だと考えます。建築に携わる者として、「コミュニケーションが自然に生まれる建築」の創造を目指しています。ですが、今のコロナ禍において、コミュニケーションの取り方が大きく変わってしまいました。現在は、このコロナ禍でどんなコミュニケーションの取り方があるのか、を再考し、チェレンジする事が必要だと思ってます。建築という箱だけでなく、今までより一歩踏み込んだ、中身についての提案も必要だと思ってます。